太陽光発電を設置して10年。
卒FITを迎え、売電価格が大きく下がったご家庭も多いでしょう。
かつては高単価で売電できましたが、現在は8〜10円前後。
一方、電気の購入単価は30円前後まで上昇しています。
つまり、
「売る」より「自家消費する」ほうが得な時代
になっています。
そこで注目されるのが家庭用蓄電池です。
蓄電池の基本的な役割
家庭用蓄電池は、
☀ 昼間:太陽光で発電
🔋 余剰電力を蓄電
🌙 夜間:蓄えた電気を使用
という仕組みで、自家消費率を高める設備です。
太陽光が4kw~5kw程度設置されていれば、蓄電池を設置する事で
家庭の使う電気をある程度賄うことができます。
売電単価が低い卒FIT世帯にとっては、
非常に相性の良い選択肢といえます。
蓄電池の種類と容量比較
一般的な家庭用蓄電池の容量は、
- 小容量タイプ:5〜7kWh
- 中容量タイプ:8〜12kWh
- 大容量タイプ:13kWh以上
4人家族の1日の電力使用量は約10〜15kWh程度。
夜間分をまかなうなら、
最低でも8kWh以上が目安になります。
お客様からのクレームであるのが小容量を設置した家庭で、
電気代が安くなっているメリットを感じないといったクレームを受けます。
小容量タイプは価格が安い反面、
夜間すべてをカバーできないケースもあります。
メリット
✔ 自家消費率の向上
✔ 電気代削減
✔ 停電時のバックアップ電源
✔ 電気料金高騰への備え
特に災害時に電気が使える安心感は大きな魅力です。
デメリット
✔ 初期費用が高額(100〜200万円前後)
✔ 設置スペースが必要
✔ バッテリーは10〜15年で劣化
投資回収という観点では、
単純な利回り商品とは言えません。
あくまで
「光熱費安定装置+防災設備」
という位置づけで考えるのが現実的です。
営業マンからの感覚としては10年前から蓄電池販売していますが
価格は昔とそれほど変わっていない感覚です。
卒FIT世帯に向いている人
・昼間不在が多い家庭
・電気使用量が多い家庭
・災害対策を重視する家庭
・今後EV導入を検討している家庭
逆に、昼間在宅が多く自家消費率がすでに高い家庭では、
費用対効果は薄くなる場合もあります。
まとめ
卒FIT後は、
「売電収入を伸ばす」時代から
「電気を賢く使う」時代へ
家庭用蓄電池は有力な選択肢ですが、
容量・価格・ライフスタイルを見極めることが重要です。
補助金や電気料金体系も踏まえ、
“なんとなく導入”ではなく戦略的に判断すること。
それが卒FIT後の正解です。



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