「太陽光って結局、元は取れるの?」
これは、私がこれまで 10年以上、何百件も見積書を出してきた中で
お客様から一番多く聞かれる質問です。
私はこれまで、
- 太陽光の見積書を作成し
- メリット・デメリットを説明し
- 導入後のお客様の声も見てきました
その経験を踏まえた結論はこうです。
👉 金額次第だが、太陽光単体でも元は取れる
ただし、
「なんとなくお得そう」ではなく、
数字で理解することがとても重要です。
まず結論|太陽光は「条件が合えば」儲かる
太陽光は、
誰が設置しても必ず儲かる設備ではありません。
しかし、
- 設置価格が適正
- 家庭の電気使用量と合っている
- 自家消費を考慮している
この条件がそろえば、
十分に元が取れる投資になります。
では、具体的な数字で見ていきます。
シミュレーション例|太陽光4kWを設置した場合
想定条件
- 太陽光容量:4kW
- 設置工事費:90万円(税込)
- 年間想定発電量:1,100kWh/kW
- 売電単価:15円/kWh(10年間)
① 売電収入(10年間)
4kW × 1,100kWh × 15円 × 10年
= 660,000円
ただし、
発電した電気の すべてを売るわけではありません。
② 自家消費を考慮する
一般的な家庭では、
発電量の 約80%を売電、20%を自家消費
するケースが多いです。
売電分(80%)
660,000円 × 80%
= 528,000円(10年間)
③ 自家消費による電気代削減
仮に、
- 月の電気代:15,000円
- そのうち20%を太陽光でまかなえる場合
15,000円 × 20% = 3,000円/月
- 3,000円 × 12か月 × 10年
= 360,000円
④ 10年間のトータルメリット
- 売電収入:528,000円
- 自家消費による電気代削減:360,000円
👉 合計:888,000円
設置費用と比べるとどうなる?
- 設置工事費:900,000円
- 10年間のメリット:888,000円
👉 ほぼ同額
つまり、
10年間でほぼ元が取れる計算になります。
ここが重要|太陽光は10年で終わりではない
太陽光パネルは、
20年〜30年発電し続ける設備です。
10年目以降は売電単価が
仮に 7円/kWh に下がったとしても、
- 発電は続く
- 自家消費のメリットは続く
つまり、
10年以降はプラスが積み上がっていく状態になります。
私がおすすめしている運用方法
✔ 最初の10年間
- 太陽光のみ設置
- 売電+自家消費で回収
✔ 10年目以降
- 蓄電池を検討
- 売らずに「貯めて使う」
売電単価が下がっても、
蓄電池があれば
電力会社から電気を買わずに済む割合が増えます。
結果として、
限りなく「電気の自給自足」に近づいていきます。
なぜ4kW〜5kWをおすすめするのか
一般的な家庭の電気使用量は、
- 月300〜400kWh程度
一方、
太陽光4kWの年間発電量は、
4kW × 1,100kWh = 4,400kWh/年
- 4,400kWh ÷ 12か月
= 約366kWh/月
つまり、
家庭の使用量と発電量がほぼ一致します。
ここに蓄電池を組み合わせると、
非常にバランスの良いシステムになります。
将来的にEVを使うなら5kWがおすすめ
- EV車
- オール電化
- 今後の電気使用量増加
こうした可能性がある場合は、
5kWの太陽光がおすすめです。
将来を見据えて
「少し余裕を持たせる」
という考え方です。

まとめ|太陽光は「数字で判断すれば」儲かる
太陽光は、
❌ なんとなく設置すると失敗しやすい
⭕ 数字で考えると、非常に合理的な投資
です。
- 設置費用
- 発電量
- 売電単価
- 自家消費
これらを理解した上で導入すれば、
太陽光はしっかり元が取れる設備になります。
私はこれまでの経験から、
「条件が合う家庭には、太陽光は十分おすすめできる」
そう感じています。



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