電気代の明細にある「再エネ賦課金」って何?
毎月届く電気料金の明細をよく見ると、
「再エネ賦課金」という項目があります。
正直なところ、
- 何に使われているのか分からない
- いつの間にか取られている
- 電気代の一部だと思っていた
という方がほとんどではないでしょうか。
実際、再エネ賦課金は
電気を使っている人なら、ほぼ全員が支払っているお金です。
再エネ賦課金を一言でいうと
再エネ賦課金を、できるだけ簡単に言うと、
👉 太陽光や風力などの再生可能エネルギーを広めるために、電気を使う人みんなで負担しているお金
です。
国の制度として、
再生可能エネルギーで作られた電気は
電力会社が一定の価格で買い取る仕組みになっています。
その「買い取るためのお金」を、
私たちが 電気代に上乗せする形で負担している のが再エネ賦課金です。
電力会社の明細表を見たらしっかり再エネ賦課金の記載されています。

📊 再エネ賦課金単価(2020〜2025年度)
| 年度 | 再エネ賦課金単価(円/kWh) |
|---|---|
| 2020年度(2020年5月〜2021年4月) | 2.98 |
| 2021年度(2021年5月〜2022年4月) | 3.36 |
| 2022年度(2022年5月〜2023年4月) | 3.45 |
| 2023年度(2023年5月〜2024年4月) | 1.40 |
| 2024年度(2024年5月〜2025年4月) | 3.49 |
| 2025年度(2025年5月〜2026年4月) | 3.98 |
なぜ再エネ賦課金は年々高くなっているの?
再エネ賦課金が増えている理由は、主に3つあります。
① 太陽光発電が一気に増えた
過去に、太陽光発電の売電価格が高かった時期があり、
多くの設備が一気に設置されました。
その結果、
買い取る電気の量が増え続けているのです。
② 買い取り期間が長い
太陽光発電の売電期間は、
多くの場合 20年間です。
つまり、
昔に設置された分の電気も、
今なお買い取りが続いています。
③ 電気を使う人全員が負担している
再エネ賦課金は、
太陽光を設置していない家庭でも、
電気を使っていれば必ず支払っています。
使っている・いないに関係なく負担が発生する
これが分かりにくさの原因でもあります。
再エネ賦課金はどれくらい払っているの?
一般的な家庭で、
月に 400kWh ほど電気を使っている場合、
- 再エネ賦課金は
👉 月に1,000円前後〜1,500円程度
になることが多いです(年度の単価によって変わります)。
年間で見ると、
👉 1万円以上 を再エネ賦課金として支払っている計算になります。
電気代そのものとは別に、
これだけの金額を負担していると考えると、
決して小さくありません。
再エネ賦課金は自分で止められるの?
結論から言うと、
👉 個人が再エネ賦課金を止めることはできません。
- 契約プランを変えても
- 電力会社を変えても
電気を使えば必ずかかります。
そのため、
「知らないうちに増えていく固定費」
のような存在になっています。
では、私たちにできることは何か
再エネ賦課金そのものは止められませんが、
影響を小さくすることはできます。
ポイントはひとつです。
👉 電力会社から買う電気を減らすこと
- 節電をする
- 電気の使い方を見直す
- 自分で発電した電気を使う(自家消費)
- オール電化からガスを採用して分散する
こうした工夫によって、
再エネ賦課金の負担も自然と小さくなります。
まとめ|再エネ賦課金を知ることが第一歩
再エネ賦課金は、
良い・悪いで単純に判断できる制度ではありません。
ただし、
- なぜ払っているのか
- どれくらい負担しているのか
これを 知っているかどうか で、
電気代の見え方は大きく変わります。
電気代が高いと感じたとき、
「再エネ賦課金」という仕組みがあることを
一度思い出してみてください。



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