築12年のご自宅で感じた「エアコン2027年問題」

リフォーム

先日、電気容量変更のご相談でお伺いしたお客様宅は、築12年を迎えた立派なお住まいでした。室内に入ると清潔感のある広々とした空間で、設備も丁寧に使われている印象を受けました。

今回のご相談内容とは別に、ふと気になったのが埋め込み型エアコンの経年です。設置から12年が経過しており、一般的に見てもそろそろ取替を検討するタイミングです。そんな中、お客様からこんな一言がありました。

「エアコンって2027年問題がありますよね?」


エアコン2027年問題とは?

正直なところ、その場でハッとしました。確かに最近、テレビなどでも話題になっている内容です。エアコン2027年問題とは、2027年4月から省エネ基準が強化されることにより、従来の低価格帯のスタンダードモデルの製造・販売が難しくなるというものです。その結果、市場は高性能モデル中心となり、販売価格が3〜4割ほど上昇する可能性があると言われています。


エアコン価格が一気に上がる!

現場感覚でいうと、現在は6畳用エアコンであれば工事費込みで5万円前後から導入可能です。そこから容量が上がるごとに3万円ずつ程度上がるイメージです。しかし、2027年以降はこの価格帯が大きく変わり、スタートが10万円前後になる可能性も現実的に感じています。


インフレで生活が苦しいなかさらなる追い打ち?

物価上昇が続く中で、エアコンのような生活必需品の値上がりは、一般家庭にとって大きな負担になります。特に故障してから慌てて交換となると、選択肢も限られ、コスト面でも不利になりがちです。業者側としても緊急でエアコン取替が必要な場合はお客様の『急いで取り換えたい』の心理を突いて通常より高めに見積もりを出し、他の業者からの見積もり比較できないまま、高い費用で工事を実施するパターンもあり注意が必要です。


素敵なお客様には我々業者も親身になって対応

これまで私は、エアコン販売については設置後の不具合対応などを考慮し、あまり積極的には行ってきませんでした。しかし今回のお客様は非常に良いご縁を感じる方であり、タイミング的にも最適だと判断し、埋め込み型エアコンのご提案をさせていただくことにしました。


設備の更新は「まだ使えるから」と後回しにされがちですが、今回のように制度変更や市場の動きを踏まえることで、より良い判断ができるケースもあります。


さて、このご提案が実際に成約まで至ったのかどうかは、次回のブログで詳しくお伝えしたいと思います。

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