夏や冬になると必ず話題になるのが、
「エアコンってつけっぱなしの方が安いの?」
「こまめに消した方が節約になる?」
という疑問です。
実際、SNSやテレビでもさまざまな意見がありますよね。結論から言うと、状況によって変わります。しかし、最近のエアコン性能を考えると“短時間ならつけっぱなし”の方が安くなるケースが多いです。
今回はその理由をわかりやすく解説します。
エアコンが最も電気を使うのは“起動時”
実はエアコンは、電源を入れた瞬間に最も大きな電力を使います。
なぜなら、
- 部屋を一気に冷やす
- または暖める
ためにフルパワー運転をするからです。
例えば真夏に30℃以上ある部屋を、一気に25℃まで下げようとすると大量の電力を消費します。
逆に、設定温度に到達した後は、室温を維持するだけなので消費電力はかなり小さくなります。
ここが大きなポイントです。
人間に例えるなら、自転車を漕ぎ出す時に一番力を使いますが
ある程度自転車が動き出すと小さな力で前に進むことが出来る事と一緒です。
最初が一番エネルギーを必要とします。
短時間の外出なら“つけっぱなし”が有利
例えば、
- コンビニへ15分
- 買い物30分
- 子どもの送迎20分
この程度の短時間外出なら、エアコンはつけっぱなしの方が安くなる場合が多いです。
こまめに消してしまうと、帰宅後にまたフルパワー運転になるため、逆に電気代が高くなることがあります。
特に最近の省エネエアコンは、温度維持が非常に得意です。
長時間外出なら消した方が安い
一方で、
- 仕事で8時間不在
- 半日以上外出
- 旅行で不在
このような場合は消した方が節約になります。
誰もいない部屋を冷やし続ける必要はありません。
目安としては、1〜2時間以上家を空けるならOFFを検討してもよいでしょう。
実は“設定温度”の方が重要
つけっぱなし論争で意外と見落とされるのが設定温度です。
例えば、
- 冷房20℃
- 暖房30℃
など極端な設定だと、当然ながら電気代は大幅アップします。
環境省では、
- 夏の冷房:28℃
- 冬の暖房:20℃
が推奨されています。
設定温度を1℃変えるだけでも消費電力は大きく変わるため、まずはここを見直すのがおすすめです。
また扇風機やサーキュレーターなどと併用する事で室内の空気を循環させて
空気のムラをなくすため、冷暖房の効率がアップするのでおすすめです。
フィルター掃除も超重要
エアコンのフィルターが汚れていると、空気の流れが悪くなり余計な電力を使います。
特にホコリが詰まった状態では、効率が落ちて電気代アップの原因になります。
2週間〜1か月に1回程度の掃除をするだけでも節電効果があります。
これは意外と効果が大きいです。
また金銭的に余裕があれば清掃会社へ依頼してエアコンの分解洗浄をお勧めします。
金額の目安としてはお掃除ロボ無しで1万円程度、お掃除ロボ有りで2万円程度が相場です。
エアコン内部の汚れをねこそぎ落してくれるのでこれもエアコン効率をアップさせます。
まとめ
エアコンは、
- 短時間の外出なら「つけっぱなし」
- 長時間不在なら「OFF」
が基本です。
ただし最も重要なのは、
- 設定温度
- フィルター掃除
- 古いエアコンの使用
など、普段の使い方です。
「こまめに消す=絶対節約」というわけではないため、生活スタイルに合わせた使い方が大切です。
夏も冬も快適に過ごしながら、上手に電気代を節約していきたいですね。まさに「無理なく節約」が一番です。

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