米国とイランの和平合意で市場は安心ムードに
米国とイランの戦闘終結に向けた和平合意の報道を受け、世界の金融市場は大きく反応しました。
原油価格は下落し、株式市場も好感。多くの人が、
「これでガソリン価格も安くなる」
「インフレも落ち着くのではないか」
と期待していることでしょう。
確かに戦争や地政学リスクの後退は、エネルギー価格の安定につながる可能性があります。
しかし、私は「和平合意=インフレ終息」とは考えていません。
日本人に染み付いた「貯金こそ正義」という価値観
日本は長年にわたりデフレ時代を経験してきました。
私たちは、
- 少し待てば安くなる
- 現金を貯めるのが一番安全
- 投資は危険
という価値観の中で育ってきました。
実際、親世代から
「投資なんてするな」
「貯金しておけば安心だ」
と言われた方も多いのではないでしょうか。
私の両親は正しく『貯金=正義』『投資=悪』といった典型例でした。
しかし、時代は大きく変わりました。
現金の価値は少しずつ目減りしている
近年、日本でも世界でも大量の資金供給が行われてきました。
その結果、物価は着実に上昇しています。
例えばコンビニのおにぎり。
以前は100円前後で購入できたものが、現在では180円程度が当たり前になりました。
そして今後は、
200円~250円の商品が一般的になる可能性も十分あります。
給与が同じでも、買える物が減れば実質的には貧しくなります。
つまり、
「現金を持っているだけ」では資産を守れない時代になりつつある
ということです。
なかなか理解しずらいですが現金の価値が著しく低下しているのです。
資産を持つ人と持たない人の差が広がる時代
インフレ局面では、
- 株式
- 不動産
- 事業資産
などを持つ人は恩恵を受けやすくなります。
一方で、現金だけを保有している場合は、お金の購買力が低下してしまいます。
もちろん投資にはリスクがあります。
しかし、何もしないことにもリスクが存在する時代になりました。
これからは、
「現金だけ」
ではなく、
「現金+資産」
という考え方が重要になるかもしれません。
リフォームは「必要になってから」では遅い?
物価上昇が続く中で、住宅関連費用も上昇しています。
- 建築資材
- 設備機器
- 人件費
- 輸送コスト
これらは年々高くなっています。
そのため、
今の見積もり価格が、来年には1.2倍以上になっている可能性もあります。
屋根工事や外壁塗装、水回りの交換など、
「いつかやろう」
と考えている工事があるなら、早めに検討する価値は十分あるでしょう。
エネルギー価格高騰への備えも重要
原油価格が一時的に落ち着いたとしても、将来にわたって安定する保証はありません。
世界情勢や為替によって、
- 電気代
- ガス代
- 燃料費
は大きく変動します。
そこで注目したいのが、
太陽光発電と蓄電池
です。
太陽光発電と蓄電池を活用することで、
- 電気代の削減
- 停電対策
- 災害時の備え
- 将来の電気料金上昇対策
などのメリットが期待できます。
エネルギーを自給自足できる割合が増えれば、外部要因の影響を受けにくくなります。
まとめ|今後の時代は「行動した人」が守られる
和平合意や原油価格の下落は明るいニュースです。
しかし、それだけでインフレが完全に終わるとは考えにくいでしょう。
これからの時代は、
- 現金の価値を理解する
- 資産形成を学ぶ
- 必要な設備投資は早めに行う
- エネルギーの自給自足を考える
といった行動が重要になります。
物価が上がり続ける社会では、
「いつかやろう」ではなく「今できることを今やる」
という考え方が、家計と資産を守る大きな武器になるのではないでしょうか。



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