先日、お客様より「電気容量を変更したいので一度見に来てほしい」とご相談をいただき、お宅へ訪問する機会がありました。
今回のお客様宅は初めて伺うご家庭だったのですが、到着してすぐ驚きました。
まず目に入ったのは、大きく立派な住宅。さらに駐車場には高級外車が2台並んでおり、ひと目で「かなりしっかりされたご家庭だな」と感じました。
インターホンを押すと、品のある奥様が丁寧に対応してくださり、室内へ案内していただきました。
家の中はまるでモデルハウスのような空間
玄関は広く、全体的に白を基調とした清潔感のある内装。
リビングへ進むと、床はなんと大理石仕上げ。広々とした空間で、上品さと高級感にあふれていました。
正直、我が家との差を感じすぎて少しだけ現実を見ました(笑)
ですが、こうしたご家庭でも「毎月の固定費を見直したい」と考えられていることに、非常に勉強になりました。
ご相談内容は「電気容量を下げられないか?」
現在はご夫婦二人暮らしとのこと。
以前は4人家族でしたが、お子様も独立され、今は夫婦だけの生活になったそうです。
そのため、
- 昔ほど電気を使わなくなった
- 今の契約容量が大きすぎる気がする
- 基本料金を少しでも抑えたい
ということで、契約容量変更のご相談でした。
現在の契約は10kVA!一般家庭ではやや大きめ
こちらのお宅の契約は 10kVA(従量電灯C) でした。
一般家庭では6kVA〜8kVA程度が多く、10kVAは比較的大きめの契約です。
設置機器を確認すると、
主な電気設備
- 1階リビング:7kW天井埋込エアコン
- 家庭用エアコン(約3kWクラス)×3台
- ガスコンロ
- ガス給湯器
オール電化ではなく、調理・給湯はガス使用。
そのため、電気使用量の中心はエアコン関係となります。
天井埋込エアコンが一般家庭にあるのは驚きです。
普通のお宅は壁掛けタイプが主流なので、やはりお金持ちの家です(汗)

10kVA → 8kVAへ変更は可能?
現状の生活スタイルを考えると、
- ご夫婦二人暮らし
- 普段は部屋全部を同時使用しない
- 調理・給湯はガス
この条件なら、10kVAから8kVAへ変更しても通常生活では大きな問題は少ない と判断しました。
ただし注意点もあります。
お盆・正月は要注意!家族が集まる日こそ負荷増大
お話を伺うと、お盆やお正月にはお子様やお孫様が帰省されるとのことでした。
その場合、
- エアコン複数台同時使用
- 電子レンジ
- IH調理家電
- ドライヤー
- テレビ・照明・暖房器具
などが重なり、契約容量を超える可能性があります。
その結果、ブレーカーが落ちるリスク が高まります。
せっかく家族が集まる楽しい時間に停電してしまっては本末転倒です。
実際にどれくらい安くなるのか?
九州電力の従量電灯C(当時単価)では、基本料金は 1kVAあたり316.24円。
10kVA契約
3,162円/月
8kVA契約
2,529円/月
差額
633円/月
年間では、
7,596円の節約 になります。
お客様が選んだ結論は「現状維持」
節約効果は決して小さくありません。
しかし、お客様は最終的にこう判断されました。
「家族が帰ってきた時に不便になるのは嫌なので、このままでいいです」
非常に現実的で賢い判断だと感じました。
固定費削減も大切ですが、生活の快適さとのバランスも同じくらい重要です。
家族構成が変わった時こそ見直しのチャンス
今回のご訪問で改めて感じたのは、
- 子どもの独立
- 夫婦二人暮らし
- 定年退職
- 在宅時間の変化
こうしたライフスタイルの変化こそ、契約内容を見直す絶好のタイミングだということです。
電気契約は、一度決めると何年もそのままになりがちです。
しかし生活が変われば、最適な容量や料金プランも変わります。
まとめ
今回のお客様宅では、
- 豪邸でも固定費見直し意識は高い
- 10kVA→8kVAで年間7,596円節約可能
- ただし繁忙時の使用には注意
- 快適さを優先し現状維持を選択
という結果になりました。
毎月の支出を減らすことも大切ですが、暮らしやすさを守ることも同じくらい価値があります。
もし最近家族構成が変わった、子どもが独立した、在宅時間が減ったという方は、電気契約の見直し を一度検討してみると良いかもしれません。

またこちらのお宅は埋込型エアコン取替も検討していましたので次のブログへ記載します。


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