「V2Hを導入すると、電気代はいくら安くなるの?」
「EVにするとガソリン代はどれくらい減る?」
「太陽光発電がある家庭なら、本当にV2Hはお得なの?」
V2HやEV・PHEVを検討している方なら、一度は気になるところではないでしょうか。
V2Hは、単純に「電気を安くする設備」ではありません。
太陽光発電でつくった電気をEVに貯め、
昼間 → 太陽光でEVを充電
夜間 → EVから家庭へ給電
という使い方をすることで、電力会社から購入する電気を減らすことができます。
さらにEVならガソリンを使わなくなるため、電気代+ガソリン代の両方を含めて家計の負担を減らせる可能性があります。
今回は、一般的な家庭を想定して、
- ガソリン車
- EV
- EV+V2H
- PHEV
- PHEV+V2H
を比較し、年間でどのくらいの節約が期待できるのかをシミュレーションしてみます。
1.まず結論!年間どれくらい節約できる?
先に結論を見てみましょう。
今回の標準モデルでは、
| ケース | 年間の節約効果の目安 |
|---|---|
| EVへ乗り換え | 約7万円 |
| EV+V2H | 約10~11万円 |
| PHEVへ乗り換え | 約4万円 |
| PHEV+V2H | 約6~7万円 |
という結果になりました。
さらに太陽光発電の余剰電力を多くEVへ充電できる家庭では、節約効果がもっと大きくなる可能性があります。
一方で、
「V2Hを付ければ必ず年間10万円以上得をする」
という意味ではありません。
電気料金、ガソリン価格、年間走行距離、太陽光発電量、EVの電費、家庭の電力使用量によって大きく変わります。
今回の数字は、あくまで一つの目安としてご覧ください。
2.今回のシミュレーション条件
今回は、次のような家庭をモデルにします。
家庭
- 4人家族
- 年間電力使用量:約5,000kWh
- 太陽光発電:5kW
- EV・PHEVは自宅で充電
- 年間走行距離:10,000km
電気料金
31円/kWh
として計算します。
なお、実際の電気料金には基本料金、燃料費調整額、再エネ賦課金などが関係します。
2026年度の再エネ賦課金は4.18円/kWhに設定されています。
ガソリン価格
180円/L
と仮定します。
ガソリン価格は変動するため、実際の結果は時期によって変わります。
3.まずは「普通のガソリン車」の場合
比較の基準として、燃費15km/Lのガソリン車に年間10,000km乗る場合を考えます。
年間使用ガソリン量は、
10,000km ÷ 15km/L = 約667L
です。
ガソリン価格を180円/Lとすると、
667L × 180円 = 約12万円
となります。
つまり、
ガソリン代だけで年間約12万円
かかる計算です。
ここに家庭の電気代が加わります。
4.EVに乗り換えるとどうなる?
次にEVを考えてみます。
EVの電費を、
6km/kWh
と仮定します。
年間10,000km走る場合、
10,000km ÷ 6km/kWh = 約1,667kWh
の電気が必要です。
これを31円/kWhで充電すると、
1,667kWh × 31円 = 約5.2万円
となります。
つまり、
ガソリン車
年間ガソリン代:約12万円
EV
年間充電電気代:約5.2万円
となります。
その差は、
約6.8万円/年
です。
つまり、単純なエネルギー代だけを比較すると、
EVにするだけで年間約7万円の削減
が期待できる計算です。
5.ここに太陽光発電を加えるとどうなる?
ここからが重要です。
太陽光発電がある家庭では、EVの充電に自宅で発電した電気を利用できます。
例えば年間1,000kWhを太陽光発電からEVへ充電できたとします。
この1,000kWhを電力会社から購入すると、
1,000kWh × 31円 = 3.1万円
です。
つまり、太陽光で充電できれば、
年間約3.1万円分の買電を減らせる
ことになります。
EVの充電電力量1,667kWhのうち、
1,000kWhを太陽光
667kWhを電力会社
から充電すると仮定すると、
667kWh × 31円 = 約2.1万円
となります。
EVの年間充電費は、
約2.1万円
まで下がります。
6.EV+太陽光なら年間約10万円の効果も
ガソリン車の場合、
年間ガソリン代:約12万円
でした。
一方、太陽光発電を活用したEVでは、
年間充電費:約2.1万円
です。
差額は、
約9.9万円
となります。
つまり、
ガソリン車 → EV+太陽光
にするだけで、
年間約10万円
のエネルギーコスト削減が期待できる計算です。
もちろん、これは車両価格や保険、税金、メンテナンス費用などを含まない「燃料・電気代」の比較です。
7.ここでV2Hを導入すると何が変わる?
では、V2Hを追加してみましょう。
V2Hの最大のメリットは、
EVに貯めた電気を家庭でも使える
ことです。
例えば昼間に太陽光発電で余った電気をEVへ充電します。
そして夜になると、
EV
↓
V2H
↓
家庭
という流れで電気を戻します。
これまで電力会社から購入していた夜間の電気を、太陽光由来の電気で置き換えられるわけです。
8.V2Hで年間1,500kWhを家庭に戻したら?
例えば、年間1,500kWhの電気をEVから家庭へ供給できたとします。
電力会社から1,500kWhを購入すると、
1,500kWh × 31円 = 4.65万円
です。
つまり、
最大で年間約4.7万円分の買電を置き換えられる
ことになります。
ただし、実際にはV2Hの充放電ロスがあります。
例えばEVに10kWh充電しても、そのすべてを家庭で10kWh使えるわけではありません。
そのため、実際の節約額はこれより小さくなると考える必要があります。
ここでは充放電ロスなどを考慮し、
年間約3.5万円程度
のV2Hによる電気代削減効果を想定します。
9.EV+太陽光+V2Hなら年間約13万円?
ここまでの計算をまとめてみましょう。
EV化による燃料代削減
約6.8万円
太陽光によるEV充電
約3.1万円
V2Hによる家庭への電力供給
約3.5万円
単純合計すると、
約13.4万円/年
となります。
ただし、これはそれぞれの効果を単純に足したモデルです。
実際には太陽光発電の電気を、
「家庭で直接使う」
「EVに充電する」
「V2Hで夜間に使う」
というように配分するため、すべてを単純合算できるわけではありません。
そのため、現実的には、
EV+太陽光+V2H
年間10万円前後~13万円程度
を一つの目安として考えるのがよいでしょう。
10.PHEVの場合はどうなる?
次にPHEVです。
PHEVはEVよりバッテリー容量が小さい一方、
電気+ガソリン
の両方を利用できます。
今回は年間10,000kmのうち、
6,000kmを電気
4,000kmをガソリン
で走ると仮定します。
11.PHEVの電気代を計算
PHEVの電費を、
5.5km/kWh
と仮定します。
6,000kmを電気で走ると、
6,000km ÷ 5.5km/kWh = 約1,091kWh
です。
31円/kWhなら、
約3.4万円
となります。
12.PHEVのガソリン代を計算
残り4,000kmをガソリンで走ります。
燃費を15km/Lとすると、
4,000km ÷ 15km/L = 約267L
です。
180円/Lなら、
267L × 180円 = 約4.8万円
となります。
したがってPHEVの年間エネルギーコストは、
電気3.4万円+ガソリン4.8万円
=
約8.2万円
です。
13.ガソリン車とPHEVを比較
ガソリン車の場合、
年間約12万円
でした。
PHEVでは、
年間約8.2万円。
差額は、
約3.8万円/年
です。
つまり今回の条件では、
PHEV化による年間削減効果
約4万円
となります。
EVと比較すると節約額は小さくなりますが、
長距離ではガソリンを使える
という大きなメリットがあります。
14.PHEV+太陽光+V2Hなら?
ここに太陽光発電とV2Hを加えてみます。
PHEVの電気走行に必要な1,091kWhのうち、
例えば700kWhを太陽光発電から充電できたとします。
700kWh × 31円
=
約2.2万円
です。
さらにV2Hによって年間1,000kWh程度を家庭へ供給できると仮定します。
充放電ロスなどを考慮すると、
年間約2万円程度
の買電削減効果を見込むモデルにします。
すると、
PHEVによる燃料代削減:約3.8万円
太陽光による充電:約2.2万円
V2Hによる家庭への給電:約2万円
合計すると、
約8万円/年
程度のエネルギーコスト削減が期待できる計算です。
15.EVとPHEV、どちらが経済的?
今回のモデルを比較してみましょう。
| 項目 | ガソリン車 | EV | EV+V2H | PHEV | PHEV+V2H |
|---|---|---|---|---|---|
| 年間走行 | 10,000km | 10,000km | 10,000km | 10,000km | 10,000km |
| ガソリン代 | 約12万円 | 0円 | 0円 | 約4.8万円 | 約4.8万円 |
| 車両充電 | 0円 | 約5.2万円 | 約5.2万円 | 約3.4万円 | 約3.4万円 |
| 太陽光活用 | ― | ○ | ◎ | ○ | ◎ |
| V2H | ― | ― | ○ | ― | ○ |
| エネルギーコスト削減 | 基準 | 約7万円 | 約10~13万円 | 約4万円 | 約6~8万円 |
この表から分かることは、
V2H単体で大幅に電気代が安くなるというより、「太陽光+EV+V2H」を組み合わせることで効果が大きくなる
ということです。
16.実は「太陽光発電」がかなり重要
V2Hの経済効果を考えるうえで、最も重要な設備の一つが太陽光発電です。
太陽光発電がない場合、
電力会社
↓
EV
↓
V2H
↓
家庭
という電気の移動になります。
これでは、単純に電気を買って車に貯めて、また家庭へ戻しているだけです。
充放電ロスもあるため、経済性だけを考えると必ずしも有利とは限りません。
一方、
太陽光発電
↓
EV
↓
V2H
↓
家庭
なら、
自宅でつくった電気を自宅で使う
という仕組みになります。
環境省の導入事例でも、太陽光発電とV2Hを組み合わせ、EVに充電した電気を夜間に家庭へ供給することで買電量を減らした事例が紹介されています。
17.「売電」と「V2Hへの充電」はどちらがお得?
ここも重要なポイントです。
太陽光発電の余った電気を、
①電力会社へ売る
のか、
②EVへ充電して自宅で使う
のか。
どちらがお得かは、売電単価と電気料金によって決まります。
例えば、
売電価格:10円/kWh
買電価格:31円/kWh
だったとします。
この場合、太陽光の電気をそのまま売ると、
10円
です。
一方、EVへ充電して夜に自宅で使えば、
購入しなくて済む電気は、
31円
相当になります。
単純比較では、
31円-10円=21円/kWh
の価値があります。
もちろんV2Hの充放電ロスなどがあるため、実際の差額は小さくなります。
それでも、
「安く売るより、自宅で使う」
という考え方は、太陽光発電を長く使ううえで重要になってきます。
18.V2Hの元は何年で取れる?
ここで気になるのが、
「じゃあV2H本体の元は何年で取れるの?」
という問題です。
仮にV2Hの自己負担額が、
50万円
だったとします。
年間の電気代削減効果を、
3万円
とすると、
50万円 ÷ 3万円
=
約16.7年
です。
一方、年間5万円削減できれば、
50万円 ÷ 5万円
=
10年
になります。
つまり、V2Hの経済性は、
「年間何kWhを太陽光からEVへ充電し、何kWhを家庭へ戻せるか」
によって大きく変わります。
19.だからこそ令和8年度の補助金が重要
ここで前回の記事で紹介した、
V2H最大130万円補助
が効いてきます。
例えばV2H本体+工事費が100万円だったとします。
仮に補助金が70万円受けられれば、
自己負担は、
100万円-70万円=30万円
です。
年間5万円の経済効果なら、
30万円 ÷ 5万円=6年
となります。
もちろん実際の補助額は機器価格・工事費・対象経費によって異なり、最大130万円が全員に支給されるわけではありません。
しかし、
補助金によって初期費用を大幅に抑えられるほど、V2Hの投資回収期間は短くなる
ということです。
20.V2Hは「電気代削減」だけで判断しない
ここまで電気代を中心に計算しましたが、V2Hにはもう一つ大きな価値があります。
それが、
停電対策
です。
例えば災害によって停電した場合、
EV
↓
V2H
↓
冷蔵庫・照明・通信機器・エアコンなど
へ電力を供給できます。
つまりV2Hには、
「電気代を節約する設備」
という側面と、
「災害時の非常用電源」
という側面があります。
後者は単純に「年間○万円」と金額に換算するのが難しい部分です。
21.EVのバッテリーを毎日使っても大丈夫?
ここも気になるところです。
V2Hでは、
充電
↓
家庭へ給電
↓
再充電
というサイクルが発生します。
当然、バッテリーは充放電を繰り返すことで劣化します。
そのため、
「V2Hで毎日使えば使うほど得」
とは限りません。
EVは本来、移動するための車です。
V2Hとして使う場合は、
車としての利用+家庭の電力調整
のバランスを取ることが重要です。
また、車種によってバッテリー保証やV2H利用条件が異なるため、購入前にメーカーの保証条件を確認することをおすすめします。
22.一番おすすめなのは「昼間に太陽光→EV」
V2Hを経済的に使うなら、基本的な考え方はシンプルです。
昼間
太陽光発電
↓
家庭で使用
↓
余った電気
↓
EVへ充電
↓
夜間
EV
↓
V2H
↓
家庭で使用
です。
つまり、
「太陽が出ている時間にEVを充電し、太陽が沈んだらEVの電気を使う」
という使い方です。
この仕組みをうまく作れる家庭ほど、V2Hの経済効果を高めやすくなります。
23.逆にV2Hの効果が小さくなりやすい家庭
一方で、次のような家庭ではV2Hの経済効果が小さくなる可能性があります。
EVを日中ずっと使っている
昼間に車が家にないため、太陽光から充電しにくくなります。
太陽光発電が小さい
そもそもEVへ充電できる余剰電力が少なくなります。
夜間の電気使用量が少ない
V2Hで家庭へ戻すメリットが小さくなります。
電気料金が安い
買電単価が安ければ、太陽光の自家消費による経済メリットも小さくなります。
EVのバッテリー容量が小さい
家庭用蓄電池として利用できる電力量も限られます。
24.逆にV2Hと相性が良い家庭
反対に、
- 5kW前後の太陽光発電がある
- 昼間に余剰電力が発生する
- EVが日中自宅に停まっている
- 夜間に電気を多く使う
- オール電化住宅
- エコキュートを利用している
- EVのバッテリー容量が大きい
- V2Hを毎日活用できる
という家庭では、V2Hのメリットを引き出しやすくなります。
PanasonicのV2H関連試算でも、5kWの太陽光、40kWhのEVバッテリー、エコキュートなどを組み合わせたケースで、年間20万円を超えるガソリン代・電気代の削減効果が示されています。
25.「V2H+EV」は何年で元が取れる?
では、最終的にどのくらいで元が取れるのでしょうか。
例えば、
V2Hの自己負担額
50万円
年間削減額
5万円
なら、
約10年
です。
年間7万円なら、
約7.1年
年間10万円なら、
約5年
です。
| 年間削減額 | 50万円を回収する期間 |
|---|---|
| 3万円 | 約16.7年 |
| 5万円 | 約10年 |
| 7万円 | 約7.1年 |
| 10万円 | 約5年 |
| 13万円 | 約3.8年 |
このように、
V2Hの経済性は年間削減額によって大きく変わります。
26.ただし「元を取る」だけが目的ではない
ここはV2Hを検討するときに非常に大切なところです。
V2Hには、
①電気代削減
②ガソリン代削減
③太陽光発電の自家消費率向上
④EVを蓄電池として活用
⑤停電対策
という複数の価値があります。
そのため、
「5年で元が取れるか?」
だけではなく、
「5年間、10年間使うことで家庭にどんなメリットがあるか?」
で判断することをおすすめします。
27.今回のシミュレーション結果
今回の標準モデルをまとめると、
ガソリン車
年間エネルギーコスト:約12万円
↓
EV
年間エネルギーコスト:約5.2万円
↓
年間約6.8万円削減
さらに、
EV+太陽光+V2H
太陽光によるEV充電+V2Hによる家庭への給電を組み合わせることで、
年間10~13万円程度のエネルギーコスト削減
が期待できるモデルになります。
一方、
PHEV+太陽光+V2H
では、
年間6~8万円程度
が一つの目安です。
28.結論|V2Hで一番お得になる家庭とは?
今回のシミュレーションから分かるのは、
V2Hだけで大きく節約するのではなく、「太陽光+EV+V2H」の組み合わせが重要
ということです。
特におすすめなのは、
太陽光発電
+
大容量EV
+
V2H
+
オール電化
という組み合わせです。
昼間に太陽光で発電。
↓
家庭で使用。
↓
余った電気をEVへ充電。
↓
夜はEVから家庭へ給電。
↓
翌日また太陽光で充電。
このサイクルを作ることができれば、
「電気を買う家庭」から「自分でつくって、自分で貯めて、自分で使う家庭」
へ近づいていきます。
29.これからV2Hを導入するなら、まず3つを確認
V2Hを検討している方は、まず次の3つを確認してみてください。
①年間の電気使用量
電気をどれくらい使っているのか。
②太陽光発電量
昼間にどれくらい余剰電力があるのか。
③EVの年間走行距離
EVをどれくらい使うのか。
この3つが分かれば、
「自宅ではV2Hを導入すると年間いくら得になるのか?」
をかなり具体的に計算できます。
まとめ
V2HとEV・PHEVを導入した場合の節約効果は、家庭によって大きく異なります。
今回の標準モデルでは、
EVへの乗り換え
→ 年間約7万円のエネルギーコスト削減
EV+太陽光+V2H
→ 年間約10~13万円程度
PHEVへの乗り換え
→ 年間約4万円程度
PHEV+太陽光+V2H
→ 年間約6~8万円程度
という結果になりました。
ただし、これはあくまでモデルケースです。
実際には、
- 電気料金
- ガソリン価格
- 太陽光発電量
- 年間走行距離
- EVの電費
- PHEVの電費・燃費
- EVのバッテリー容量
- V2Hの充放電効率
- 売電単価
- 家庭の電力使用パターン
によって大きく変わります。
だからこそ、
「V2Hは年間○万円得です」
と一律に考えるのではなく、
「自分の家ではいくら得になるのか?」
をシミュレーションすることが重要です。
令和8年度はV2Hに最大130万円の補助制度もあります。
補助金を活用できる今だからこそ、
太陽光発電+EV・PHEV+V2H
を一つの「家庭のエネルギーシステム」として考えてみてはいかがでしょうか。
車を買う。
V2Hを設置する。
太陽光で発電する。
そして、その電気を家と車で融通する。
これからのEV時代は、「車の燃料代」だけではなく「家の電気代」まで一緒に考える時代になっていくのかもしれません。


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